マークX130系ステアリングは果たして?

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スパイラルケーブルの多線対応化によってステアリングスイッチへの機能割り当てが増やせるようになり、他のステアリングへの対応についても確認の要望が上がってきました。

前回の調査はクラウン210系でした。

今回は、新しく要望がきましたマークX130系のステアリングです。

マークX130系は販売期間が10年ほどありその期間にかなりのマイナーチェンジがあるようなので、ステアリングに関しても多くのパターンが存在しているようです。

とりあえず後期のスイッチがどのように構成されているか確認して見ないことには実用に耐えられる物か分かりませんので早速調べて見ましょう。

マークX130系のステアリングはこのタイプです。最近の感じのボタン集中配置な感じです。写真は右側にボタンがありませんが右側にもボタン設定があります。あわせてパドルシフトなのでステアリング奥の左右にシフト用のパドルが付いています。

左右の1カ所に集中的にボタンが配置された形状です。全部で11カ所+パドルシフトレバーが2カ所あります。

早速解析して見た結果がこちらです。

今回の解析で自分が大きな勘違いをしていることに気づきました。

このオーディオコントロールはAU1とAU2の2回線あるのですが、自分は今までAU1なら4カ所、AU2なら4カ所という固定的な考えをしていました。当然ですが今までのステアリングスイッチのオーディオ関係はVOL+であればAU1に約1000Ωの抵抗値が設定されていて、それをもとにVOL+が押されたって判断してるんだろうな~って思ってました。

それで合ってはいるのですが、実はこのときの判断としてVOL+が押されたときに、AU1は約1000Ω、合わせてAU2は0Ωというアンド条件で判断できる様になっていたんですね(いまさら、笑)

ざっくり説明すると、今まではこんな感じが普通でした。

スイッチ1つに対してAU1もしくはAU2のどちらかに抵抗値が設定されていました。なのでてっきりAU1で最高4つ、AU2で最高4つ、合わせて最高8つまでって思い込んでました。

ところが今回のマークX130系の判断基準を解析したところこうなってました。

これだとスイッチ1つに対してAU1とAU2の両方で抵抗値が設定されていて、4×4で最高16個の判断設定が可能になります(あくまでも推測ですがたぶん、笑)

実は元々そういう規格仕様だったんですね(^^; 自分が気がつかなかっただけでした。

Panasonic製のヘッドユニット等ではステアリングスイッチの割り当て設定が、機能に対して割り当てたいボタンを何秒か押して登録します。この場合AU1とAU2の値をみて登録しているはずなので、ステアリングスイッチ側がこのパターンの割り当てをおこなってくれていれば数多くのボタンが割り当て可能と言うことになります。

当然ですが、ステアリングスイッチ側がAU1とAU2の回線を利用していなければオーディオコントロールとしては使えません。

また下位互換が保てるように旨く考えられていて、旧タイプもしくは決め打ちのヘッドユニットでも対応できる様に、もともと使われていたボタン設定に対しては下位互換となっています。

今回のマークX130系の場合、DISPとACC、LDAが同一値でAU1とAU2に設定されていますので、この3つのスイッチの内1つは割り当てが出来ますね。ただしどれ押しても反応してしまうという事になりますが(苦笑)

130系に関してはボタン数が少なく、あえてこうした理由は分かりません。パドルスイッチが増えたのでこうしたのでしょうか? 自分としては単純スイッチとして利用できるスイッチが分かればいいので細かいことは置いておきましょう~(笑)

結果単独スイッチとして利用できるボタンは、DISPと車間制御の2つのみということになります。あとパドルシフトも単純スイッチとして利用可能です。

LDAボタンは重装されているので単純スイッチとしては使えませんが、全体的には新しめのデザインでパドルシフトをスイッチとして使えるので意外と楽しいかもですね!

マークX130系ステアリングは果たして?”へ7件のコメント

  1. nakamura より:

    いつも楽しく拝見させて頂いております。
    ステアリング快適化、大変参考になります。
    自分で調べ方がわからず、もしわかりましたらご教示下さい。
    GDY系は6速オートマのシーケンシャルシフトになり、ギアの選択ができるようになりましたが、このマークX130ステアリングのパドルシフトSWにつなげて、ギア選択が使えるようになるものでしょうか?
    ご一考頂けますと幸いです。宜しくお願い致します。

    1. とっぷあうと より:

      nakamuraさん、こんにちは!

      GDY系はシーケンシャルシフトが導入されて坂道などでは羨ましいですね~!
      シーケンシャル関係は気になっていて既に調べてました~(笑)

      シーケンシャルモード(シフトレバーを倒す?)になっていることが前提ですが、その状態であればシーケンシャルのUP/DOWN信号は唯のマイナスコントロールのようですので、シフト部分の配線をステアリングまで延長しパドルシフトのスイッチと接続することで実現可能だと思います。

      この場合、UP/DOWN+GNDの3信号が必要となりますが、回路図を見た限りではGNDは共用で行けると思いますので、UP/DOWNの2信号あれば対応可能かと思います。

      スパイラルケーブルの中で2信号を使うための配慮さえ出来ればパドルシフトも可能だと思います。

      あと注意が必要なのは、シフトレバー部分のシーケンシャル切替ボタンのUP/DOWNの同時押しが出来るか否かです。シーソースイッチ(どちらかしかON出来ない)の場合は、パドルシフトのように両方をONしない前提で回路設計されている可能性もあるので、安易に同時選択できる様にしてしまうと回路を壊す危険があります。
      スイッチの状況を確認し、パドルスイッチにした場合も同様の動作となるよう対策も必要になる可能性もあるかもしれません。

      あくまでも回路図上での推論であり、実際に検証できているわけではありませんのでそこの所ご理解いただき、参考情報としてくださいね~(^^;

      1. nakamura より:

        早速のご回答、まことに有り難うございます。
        そうなんです、ご指摘のとおり実車はシーソーSWなので、同時入力はあり得ないのですが、パドルだとできてしまうので、そこがどうかと思っていたんです。
        やはりそこは検討しないといけないようですね。
        しかし、電気や回路図に明るいわけではないので、どうしたものか。。
        実現したらおもしろいんだけど、とにかく、図面入手が必要ですね。
        それから、とっぷあうとさんが解析された、AU1、AU2のAND条件のところをまだ理解できておらず、もっと読み込みます。

        1. とっぷあうと より:

          nakamuraさん、こんにちは!

          おそらく排他的コントロールをする必要がありますね。
          簡単な方法ならリレーを使ってどちらか片方がONになったら片方をOFFにするような感じでしょうか。

          AU1、AU2の複合条件ですが難しく考えない方がいいですよ~(^^;
          オーディオ側がAU1、AU2を合わせて見ているだけです。

          実は抵抗で重装制御している回路であればAU1、AU2に繋ぐことが可能でもあり、オーディオコントロールできると言うことになりますね(^^ゞ

          特にパナソニックのナビならステアリングのほとんどのボタンを制御対象のボタンに出来るのではないかと思います(笑)
          まぁボタンの絵柄とかと動作が合わなく無くなってしまいますがf(^^;) ポリポリ

  2. tosi より:

    わざわざリクエストに答えて頂きありがとうございます(^^)
    あっ 今の交換したステアリングから更に交換する予定は無いんですけど(^_^;)

    パドルシフトを単独スイッチとしても利用出来るのは大きいですね
    何を仕込むかかなり楽しい選択になりそうです
    それ以外もカムロードと世代が近いからか親和性も良さそう
    台数も売れている車種なので中古ステアリングも狙いやすいですね
    次回誰かに交換頼まれたらこれでもオススメしてみようかな

    1. とっぷあうと より:

      tosiさんこんにちは!
      いえいえ、こういうのは自分ではあまり見つからない情報も多いので助かります(^^)
      ステアリングも時期によっていろいろなパターンがあっておもしろいですね。

      パドルシフトはシフト以外の使い方が結構可能性を秘めているので楽しいネタですね(笑)
      個人の感覚的に近い物が選べるくらいバリエーションが増えたのでよかったです。

      中古ステアリングも一杯出ているので気分でステアリングを交換出来る時代になりましたね~(ないない、笑)

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