マルチルームのコーキング不良
先日のマルチルームFF吹き出し口の防水対策をおこなっている最中に発見したまさかの不良(泣)なんと、カセットトイレのコーキングが納車3ヶ月ほどで剥離しているのを発見!(おいおい)
※写真に縞が出ているのは照明のノイズがカメラに影響を与えちゃってるのでご了承ください。
コレって施工時のコーキング処理する前にプライマー塗らなかったか、もしくはしっかりと脱脂処理しなかったのが原因です。詰めが甘い!
一応ナッツには報告と確認をさせていただきました。施工に付いてはシャワーの有無によって施工方法が異なっていたようです。この辺りの施工について品質保全のためにきっちりと施工手順の指導と確認をしてくれるとの事ですので、今後は発生しないと期待したいところですね。話をしたところとても前向きにユーザーサイドに立って話を聞いてくれた事に感謝です。
さて、補修に関しては本来なら持って行って修理お願いするんですけど遠いんですよ。面倒なので自分で補修しちゃいます。
まずは全てのコーキングをはがして取り除きます。このときにキズがつかない程度にしっかりと綺麗に取り除きます。
通常ならシリコンコーキングをはがして打ち直すときは、そのまま再コーキングでOKなのですが、今回の状況(カセットトイレ側のみ剥離)を見る限り、同じ状況が再発しそうです。仕方が無いのでプライマーを塗布して処理することにしました。
プライマーとはコーキングと母材との接着性をあげる為の補助剤なのですが、通常再コーキング時のプライマー塗布はしないのです。一度はがしたコーキング上にプライマーを塗布してもシリコンが付着しているために剥がれてしまうのです。最初からプライマーを塗布する場合はOKです。
と言うわけでこのままプライマーを塗布しても効果が無いので、シリコンオフ等の薬剤を使ってきっちりとシリコンを落として脱脂処理します。脱脂処理が完全に終わったらマスキング。
正面の壁面は問題無いのですが、カセットトイレ側が見えない・・・もう凄い体勢で四苦八苦しながらマスキング処理を完了しました(苦笑)
で、本来は再コーキングに登場しないプライマーを塗布します。
しっかり塗り塗りしてからいよいよコーキング!・・・
なんとここでも問題が。左右の壁とカセットトイレとの隙間が狭すぎて、コーキングガンが上手く入らない。なので目指す場所にコーキングガンの先が届きません(泣)
仕方が無いのでかなり無理してマスキングテープ上にコーキング剤を乗せて後はヘラで調整~。なんとか仕上げることが出来ました。こういう時は先がもう少し自由になる口があるといいですね。
施工時の見た目は気にしない~(笑)仕上がり重視で!
なんとか綺麗に仕上がりました~。
水回りは漏れて腐ってからでは遅いので、見つけたら即退治したいところですね!コーキング自体は絶対に数年で劣化してくる箇所ですので、そう言う物だと思って付き合うのがいいと思います。特に外装のコーキングはなおさらですね。
オーダー!
うちのキャンカーの外装のコーキングお願いします。
もうボロボロです。助けてください!(笑)
承り~(笑)
外装は早めにやった方がいいですよね。特にG社の外装はコーキングで雨水対策されてますから!外装もメンテ出来ます(^^)