個人的にお勧めな自動車DIYに必須のギボシ端子圧着工具
自動車のDIYを行う上でおそらく必須と思われる工具の一つとしてギボシ端子圧着工具があると思います。一般的になじみのあるものはこのあたりでしょうか。
これは一般的にギボシ端子と呼ばれている端子を圧着する工具です。
自分も今まではこの手の圧着工具で作業を行っていましたが、ここ最近圧着の作業が増えてきて結構手が痛かったり、小径線に対して綺麗に圧着できなかったりしたので、もう少し簡単にきれいに圧着できる工具がないかな~と探していました。
いろいろ調べてみたのですが、仕事で使うような専用工具はそれなりのお値段がします。もちろんいい工具は作業性も上がるし施工精度も高いので個人的にはお勧めなのですが、ギボシ端子の圧着程度であれば多少の譲歩もできるでしょうか(笑)
というわけでコスパも考慮しつつ精度の高いいいギボシ圧着工具を見つけてきました!
こいつです。
IWSS社製の圧着工具、IWS-0520Bです。
Amazonで4,000円程で購入できます。ちょっと高めの工具ですがこの工具、圧着作業が1回で完了します。通常の圧着工具の場合心線の圧着と被覆部分の圧着を2工程で行うところを一度の工程で両方圧着が可能になっています。しかも仕上がりがきれいです。
圧着部分のダイスは交換可能になっていてほかの種類の圧着も可能になっています。
適用する配線のsqが記載されているので間違えることなく正しい圧着ができますね。
ダイス部分は2種類の幅で構成されていて、心線側と被覆側で圧着するサイズが異なっています。これにより一度の圧着動作で圧着が完了します。
ギボシ端子をセットするとこんな感じです。
基本的にギボシを工具にセットしてから線を挿入して挟んで圧着という流れになります。
一発の圧着作業ですごくきれいに処理できます。
今まで細い線をギボシ端子に圧着する場合に、心線が細すぎてうまく圧着するのが難しいことがあったのですが、この工具の場合は0.5sqから2.0sqまで4段階に選択して圧着することができるので、細めの線でも確実に圧着できてとても便利です。
またこの工具はよくある支点が1つのハサミ型ではなく、2つの支点を使ったてこの原理の工具のため圧着に必要な力が少なく済む点もいいところです。
車のDIYに是非一つあったらおすすめの工具だと思います。
ギボシ端子購入時のポイント
ギボシ端子には圧着部分の形状に2種類の形状が存在しているようです。車用部品を販売しているエーモンなどでも2形状存在しています。
タイプAは圧着部分が丸くR加工されています。
タイプBは圧着部分がストレート加工されています。
一般的に圧着工具のダイスに対して、圧着金具の部分はまっすぐでないと綺麗に圧着できません。まっすぐでも広がっている場合はラジオペンチなどでまっすぐにしてあげる必要があります。ポイント抑えるだけで仕上がりが全然違ってきます。
最近多いタイプAのR加工タイプは一般的な圧着工具で圧着するとつぶれがちの圧着になってしまう感じがします。気をつけないと圧着部分が折れたりすることもあります(自分が下手なだけ?苦笑)最初からダイスのカーブに合わせてくれているのでいいのかな~とも思うのですが、どうも旨く出来ない感じです(苦笑)
個人的にはタイプBの形を探して使っています。
皆さんも気をつけて見てみてください(^^ゞ