ドアロック信号を取り出しやすくするために割り込みハーネスを作ってみた

DIYを実践される方へお願い

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現行カムロードには集中ドアロックは付いているのですが車速感応ドアロックが付いていません。子供も乗るので走行時にはエントランスドアをロックしたくて、いつも運転席のドアロックを手動でロックしています。

出来れば車速感応ドアロックユニットを取り付けて楽したいな~と思っていたところ、その手の需要が多く早速調べて対策してみました。

良くある汎用型の車速感応型のドアロックアンロックユニットは、ドアロックスイッチやドアロックモーターに配線することで、機能を実現しています。またドアロックの際の信号をきっかけにして、ハザードを点滅さたりスモールランプや室内灯の点灯をさせたりと幅広く機能追加が出来るようになります。

現行カムロードはロックアンロックを行うための単独スイッチが無く、ドアロックアンロックノブの操作でロックアンロックが動作する仕様です。

これだとドアロックスイッチの信号を奪って制御することができません。直接ドアロックモーターの配線にパッチを当てて制御するしかないみたいです。

ドアロックアンロックスイッチがある場合はこれで対応出来る
カムロードにはロックアンロックスイッチが無いので配線途中に割り込ませて直接制御する

というわけでドアロックモーターの信号線をどこから取るか探してみたところ、これまた結構難しい。CREA’Sメンバーの情報やネット上の様々な情報からいくつかの取得位置があることが分かりました。

とても参考になるページはこちら「キャンピングカーと雪山と

ドアロック信号取り出し位置

  • メーター裏、インテグレーションリレーから
    → とても手が入る場所ではなく、全ばらしをおこなわないと無理
  • ダッシュボード中央下部のヒューズボックス裏側、インストルメントパネルジャンクションブロックから
    → とても手が入る場所ではなく、全ばらしをおこなわないと無理
  • 運転席左右ドアに繋がるドアロックモーターへの配線から
    → 配線途中でパッチを当てる必要があるが、カムロードの場合配線を切断し制御線をつなぐ必要がある。作業スペースが非常に狭いため難しい。

実はCREAはエントランスドアのロック・アンロックもエントランスドア内のドアロックモーターでおこなっています。そのためエントランスドア部分に来ているドアロックモーターの信号線を使う方法もあるとは思うのですが、そうではない車輌もある事を考慮してベース車輌の配線から取り出す方法を考えます。

上記取り出し位置のなかで可能性の高いのは③の「運転席左右ドアに繋がるドアロックモーターへの配線」です。ここに手を入れるしかないということで、調べて見ると運転席側のドアへの配線から信号を取れるようです。

実際に見てみたところ…う~んf(^^;) ポリポリ

かなり奥まった位置に対象のハーネスを確認。このハーネスに繋がっている配線からロックアンロック信号を取り出せるとのこと。このハーネスは壁面内に中継コネクタがあって、そこからゴムブッシュを経由してボディ外部と繋がっています。

運転席側足下壁面にある貫通穴、ゴムブッシュを通過しています

この中継ハーネスの中から2本を見つけてパッチを当てるのですが、空間が狭すぎて作業がとても難しいです。しかもロックアンロック対象の線が0.3sq程度の細い線の為、無理すると断線など別の影響が出そうです。

悩んだ結果、先の参考になるページに対象の中継コネクタの情報がありましたので、その辺の情報を元に割り込み用のハーネスを作って対応してみます。

中継コネクタのドア側に接続する為のコネクタはこれ。

TOYOTA品番 90980-12744 かん合側から見た図

元々のハーネスに接続する為のコネクタはこれ。

トヨタ品番 90980-12745 かん合側から見た図

この配線の中で10番(白)ロック16番(黒)アンロックとのこと。
兼備録用に資料にまとめてみました。

このふたつのコネクタをストレート結線して、対象となるドアロック信号線を引き出してあげればOK。ストレート接続すべき端子を全部調べて作った割り込みハーネスがこちら。写真のハーネス作成時は代替用の配線色がなかったので手持ちの配線で代用してますので色違ってます(苦笑)

その後配線色を資料に合わせて作り直した完成品はこちら。

配線にネームタグを付ける(笑)

実はこのコネクタ、ハイブリッドコネクタになっていて扱える線の太さが異なります。もちろんそれにあわせて端子も異なっていて2種類の端子が使われているので注意が必要です。

あとこれらの端子を間違ってコネクタに刺してしまった場合、抜くためには特殊な工具や技が必要になります(苦笑)
今回の細い方の端子は特に細かく微妙です。

たとえば、025型端子抜き取り専用工具の場合同じコネクタ端子でもオスメス専用の工具があります。
トヨタ品番:09991-00500 メス端子用
トヨタ品番:09991-00510 オス端子用

この専用工具なかなかお高いです(^^;
仕様さえ分かれば代用品を探すのがいいと思います。

ちょっと脱線しましたが元に戻って、ドアロックモーターへの配線は少し長めに取り出してつなぎ替えできるようにギボシ端子にしておきます。必要ならここもコネクタ化するのもありですね。

このギボシ端子部分に合計4本が接続されるので結構な配線量になります。接続間違いをしないためにもコネクタ化する方が安心です。

このハーネスを中継コネクタ部分に割り込ませる事で作業性が格段に上昇します。

実際にハーネスを割り込ませた

通常ではほとんど結線作業不可能なスペースだった部分ですが、割り込みハーネスで事前に取り出し可能なギボシを付けてあるので、あとは対応する配線をするだけになりました!

ドアロック信号は各社から発売されている様々なキットで有用な信号です。この信号へのアクセスがとても不便でしたので、このハーネスがあれば様々な拡張がかなり簡単に出来ることになります。

これでまた様々な快適化が出来そうです!

ドアロック信号を取り出しやすくするために割り込みハーネスを作ってみた”へ3件のコメント

  1. tosi より:

    ここまですると完璧ですね(^^)
    確かに断線した時を考えていませんでしたが、
    断線していたらと考えると作業は倍になりますね(笑)

    1. とっぷあうと より:

      tosiさんこんにちは!
      いろいろ調べて現物見たときにこれは厳しいってなりました~f(^^;) ポリポリ
      自分も車速ドアロック付けたくて、でもあの場所でパッチ作業は流石にいろいろおこりそうでしたので頑張りました(笑)
      ビルダーもこの手の必要な信号を全部引っ張り出して、オーディオ裏あたりにまとめてくれてあれば拍手喝采なんですけどね、ないか~(笑)

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